Vol.4 動物を飼うのはお金がかかる!
うちには学生の時からずっとつきあっている「北斗」という名のネコがいます。幸運なことに?病気知らずで (歯はほとんどなくなってしまったが(o^^o))食欲万年旺盛、ちょっとおなかがぽっちゃりとしていますが、
最初はエアコンもない6畳一間というせまい部屋から始まり、よく我慢して私についてきたなとつくづく感心してしまいます。 それに敬意を表してというわけではありませんが、うちの病院のマークに登場しているのは北斗君なのです。
「動物を飼うにはお金がかかる。」お金のない学生の時には特に感じました。餌代やネコのトイレ、ワクチン等の健康管理など が主な出費でした。それでもイヌを飼う方がもっとお金がかかることを考えると、まだネコの方が許せると自分で納得していました。 現在はanicomなどの動物用保険も登場していますが、当時は保険がなく、 いつ高額治療の必要な 病気にかかってしまうか気が気でありませんでした。ほんと大病にかからなくてよかったと思います。(最後は大学の教授にでも すがろうとは思っていましたが・・・(^^ゞ)でも飼っている以上は責任を持って面倒を見てやりたいと考えていましたので、いつ お金がかかってもいいように北斗の貯金口座を開き、月々五千円くらいを積み立てていきました。(ちなみに結局使うことのな かったその積立金は、現在は私の子供の養育費に回ってしまいました。。。。)
当然みんなが同じ意見ではないと思いますが、私は自分の飼っている動物も家族の一員であり、自分の子供と同様に考えて行きたいと 思っています。勝手ながらも来院されている患者さん達にも同じような意見であって欲しいことを心の中で祈っています。彼らは時と 場合によってはお金のかかってしまう居候かもしれませんが、少なくとも我々の生活の中に憩いと安らぎを与えてくれるはずです。 是非ともできる限りの面倒を見続けて欲しいと思います。 |
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