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Vol.9 我が家にペットがやってきた   ※2024年加筆・一部修正しました

 クリスマス、お正月、ボーナスなど、イベントの時に新しくペットを家族に迎える方が多くいらっしゃいます。ペットを我が家に迎え入れる決断は一体どんなときでしょう?
 うちの場合を紹介しますと、猫の「北斗」は大学在学中以来の相棒です。その時よりアメリカンショートヘアを飼いたいと思っていたのですが、ある日いつものように大学内の施設に向かっていると建物の影から1匹の生後4ヶ月程度の仔ネコがひょこっと出てきました。シッポがすらっと長く、茶黒のアメショー柄とは言いがたい崩れた模様で、こちらに向かって「エサをくれ」と言わんばかりにアピールしてきました。その時、私の頭のどこかで「合格〜!」と声がしたのがきっかけです。
 その時分は学生でしたので経済的にもこの先飼うことができるだろうかとても不安でしたが、どうにもならなかったら教授にでも泣きつこうなんて甘い考えを持ちながら飼うことにしました。
 この時いわゆる「衝動買い」をしてしまったわけですが、おそらく多くの方は同じように第一印象で決めてしまっていると思います。
 それはそれで間違っていることではなく、むしろこれから一緒に暮らしていく上で大切なことだと思います。ただ、その子が健康でなければその後多大な出費を覚悟しなければならないかもしれませんし、お世話が大変かもしれません。特にまだ体力のない幼い状態で飼われた場合はその確率はぐんと上がってしまいます。最近は動物愛護法によりある程度育った動物の販売しか行われておりませんので、以前よりは安心して飼うことができます。
 一方で成長しきったいわゆる「お買い得」の動物も何か理由あってのお買い得の場合もあります。ぜひその場合は衝動飼いをせず、一度冷静になることをおすすめします。